2017-03-31 「批評」の最低条件 批評家東浩紀の言葉です。 批評が成立する最低条件について。 「先行する何かはどうなっているのか?それに欠けているのは何か?ゆえに欠けているものを埋めるために私はこれを論ずるのだ」というロジック。 もうひとつ。 「何かに対して、何かが云われている。そのことに対して私はこう言う。というメタ構造が必要」 何かに対して私は言う、だけでは、ただの感想。批評とはいえない。 つまり批評には下調べや知識という分厚い情報が詰まっていなくてはいけない。