sabion’s diary

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ジョジョ第5部論

ジョジョの物語の大きな魅力は意外性にある。中でも優劣が頻繁に逆転するところに読み手は心を揺さぶらされる。有利だった者が突然不利になったりその逆である。例えば4部露伴の有名な台詞「だが断る」はその代表例だ。

 

5部1話でも逆転を立て続けに仕掛けて、新たなジョジョ第5部の世界に読み手を一気に引き込んで行く。康一がジョルノにバッグをひったくられたと思わせ、エコーズでジョルノを止める。ジョルノの慌てた顔を予想させておいての、ジョルノの微笑。ジョジョの世界では見飽きるほどの定番の展開だが、読者は気持ちよさを感じずにはいられない。

 

ジョルノの初登場シーンで、彼は耳を耳の中に入れているが、実際人間には無理である。耳たぶなら耳の穴に入れ込むことができるそう。

 

To be コンテニュー