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sabion’s diary

自分を知るためのブログです。

十二人の怒れる男と密室劇に惹かれる理由

僕の知る限り密室劇の最高峰と思う。

後半失速する感はあるが、この作品に匹敵するものを他に知らない。

 

あらすじは

殺人事件の裁判後、死刑確実視の被告人の罪を判定するため、12人の陪審員が会議室で話し合う。全員一致で有罪の意見かと思いきや、1人だけ無罪を唱える男がいた。

そして彼の意見を聞く陪審員たちが、ひとり、またひとりと無罪に意見を変えていき最終的に全員一致で無罪判定へと終着するまでの話。

 

なぜ僕は密室劇が好きなのか?

密室劇は1つの場所で物語の全てが進行するというその定義からして、ほぼ登場人物の会話だけで成立している。

映像が代わり映えしないという制約を作ることによって、会話だけで鑑賞者の注意を引き続けるにはその内容に強力な魅力が必要となる。

 

どうやら僕は「会話だけで魅力ある物語を成立させている」ことが好きなようだ。

別の言い方をすると「限られた条件下で最大限の力を発揮する」こと。そこには優れたアイデアや入念な準備が必須。

僕が4コマ漫画を好きなのもそういうことだと思う。4つのコマしかないという条件下で、どれだけの表現ができるか。そこにはその人の才能が顕著に現れる。

 

つまりは、優れたアイデアに触れて閉じた目が開くような、世界の認識の仕方がブラッシュアップされる清々しい感覚を味わいたいからなのだ。